KDQOL-SF™ (the Kidney Disease Quality of Life Short Form) version1.3

KDQOLは、腎疾患を持つ患者さんの生活の質(Quality of Life:QOL)を自己申告記入方式で測定する尺度です。
現在使用可能な日本語版は、KDQOL-SF™version1.3です。これは、もともと133項目あったオリジナルのKDQOLの短縮版です。
包括的QOL尺度SF-36日本語版version1.2を含んでおり、包括的なQOLと、腎疾患の患者さんに特異的なQOLの両方を測定することができます。

日本語版版権者

  • Rand

開発論文

  • Green J, Fukuhara S, Shinzato T, Miura Y, Wada S, Hays RD, Tabata R, Otsuka H, Takai I, Maeda K, Kurokawa K. Translation, cultural adaptation, and initial reliability and multitrait testing of the Kidney Disease Quality of Life instrument for use in Japan. Quality of Life Research 2001; 10: 93-100.

尺度使用登録申請 →  
KDQOL-FSを使用して調査を行う場合は、使用登録申請が必要です。マニュアルは別売りです。  

マニュアル →  
KDQOLの説明や使用方法、スコアリング方法等について解説するとともに、開発研究のデータなどが掲載されています。  

質問紙サンプル

KDQOL-SF™ version1.3の構成

KDQOL-SF version1.3は、腎疾患特異的な43項目と、包括的な36項目(SF-36)の質問で構成されており、記入にかかる時間は約16分です。SF-36部分は、腎疾患患者さんのQOLを、国民標準値と比較して検討することができます。
KDQOL日本語版に含まれるSF-36のバージョンは、SF-36日本語版version1.2です。
現在、SF-36version1.2はSF-36v2にバージョンアップされていますが、KDQOLで使われているSF-36はバージョンアップされる予定はありません。 ただし、ユーザーの判断で、KDQOLのSF-36部分をSF-36v2に変えて使用することは可能です。SF-36v2を使用した場合は、SF-36v2に関する最新の情報(国民標準値など)を活用できます。 SF-36v2を使用する場合は、KDQOLの使用登録に加えて、別途SF-36v2の使用登録(ライセンス契約)が必要となります。

KDQOL-SF version1.3の下位尺度

  下位尺度名 (英語名)
包括的尺度(SF-36) 身体機能 Physical functioning
日常役割機能(身体) Role physical
体の痛み Bodily pain
全体的健康感 General health
活力 Vitality
社会生活機能 Social functioning
日常役割機能(精神) Role emotional
心の健康 Mental health
腎疾患特異的尺度 症状 Symptoms/Problems
腎疾患の日常生活への影響 Effect of kidney disease
腎疾患による負担 Burden of kidney disease
勤労状況 Work status
認知機能 Cognitive function
人とのつきあい Quality of social interaction
性機能 Sexual function
睡眠 Sleep
非健康関連QOL ソーシャルサポート Social support
透析スタッフからの励まし Dialysis staff encouragement
透析ケアに対する患者満足度 Patient satisfaction