GOHAI (General [Geriatric] Oral Health Assessment Index)

GOHAIは、口腔に関連した包括的な健康関連QOLを測定する尺度です。12の項目から構成されており、1990年に米国のKA Atchisonらによって作成されました。
当初は高齢者を対象に開発をおこなったため、名称をGeriatric Oral Health Assessment Indexとしていました。その後、他の年齢層にも使用可能であることが実証されたことから、General Oral Health Assessment Indexの名称も使用されるようになりました。
口腔分野のQOL尺度としてはいち早く国際的に紹介されたものであり、これまでにフランス語や中国語等の翻訳版作成が報告されています。日本語版は内藤真理子らが作成し、高齢者ならびに一般の成人集団における信頼性・妥当性などの計量心理学的評価が終了しています。さらに2006年に日本の国民標準値設定のための調査が行われ、同年10月より国民標準値が公表されています。[ →GOHAI国民標準値(PDF) ]

日本語版版権者

  • Naito M.

開発論文

  • Naito M, Suzukamo Y, Nakayama T, Hamajima N, Fukuhara S. Linguistic adaptation and validation of the General Oral Health Assessment Index (GOHAI) in an elderly Japanese population. Journal of Public Health Dentistry 2006; 66: 273-5.

質問紙サンプル

GOHAIの構成

GOHAI は、口腔に関連した困りごとによる、身体的・心理社会的な生活側面の制限の程度を測定する3つの領域(下位尺度)から構成されています。 機能面は摂食、嚥下および発音、心理社会面は審美や社交、疼痛・不快には薬の使用や知覚過敏に関する項目を含んでいます。全12項目の総合得点で評価をおこないます。

3つの下位尺度と項目数

下位尺度 項目数
機能面 (Physical functioning) 5
心理社会面 (Psychosocial functioning) 5
疼痛・不快 (Pain and discomfort) 2